アンティークフェア
ロンドンから、特急で北に1時間半ほど行ったところに、
最初の予定の大きなフェアがあります。
初日は出店者の為の準備の日で、「カジュアル・ピッチ」と言う名目で、
入場料100ポンド(約2万3千円)で数時間お買い物ができます。
初日はいい物が買えるので、毎回行きますが、今回は何か変な感じ?
タクシーから降りると、ギッシリと車の列。
いつもならとんがり帽子のテントがずらりと並んでいるのに
テントがポツポツで、これから建設する準備をしています。
主催社のオフイスに入り、事情を聞けども、関係者もよくわからないようです。
アメリカ人の女性バイヤーや、車を前に進められない出店者の数人の
店主も怒りまくりの抗議
「高い入場料を払ってこんなのあり」<`ヘ´>
事務所でじっと待っていても、いつ店開きするのかわからないので
車の行列を見に行ったら、案の定、待ちきれなくなった店主が
ワンボックス車の後を開けて商品を売り始めています。
大急ぎでお買い物・・・。
運ぶのが大変なことと、いつ車が動き出すかと心配でしたが、
うまい具合に、シッピングを頼んでいる会社の大型コンテナ車が目に入り、
買った商品を積み込むことができた。
でも、数時間のロスは割りに合わないので、また事務所に戻り、
入場料の値引き交渉をしょうと思ったところに、主催者のスタッフが来て、
「このまま帰るならお金は全額返す」と言ったが、その時間にホテルに行っても
特にすることもない。
私の困っている様子をみた男性は
「迷惑をかけたのでレストランの食事を無料にするからそれでどうだ?
車に乗って連れて行ってあげるよ」と言い出した。
どれだけ食べてもタダ?
欲張って夕食分まで食べようと思ったけれども、そんなに食べられるものではない。
ちゃっかりサンドイッチもテイクアウトしましたがね(^^ゞ
そんなこんなで波乱に富んだ初日でしたが、
人も少なくそれなりのいい買い物ができたので満足です。
後から聞いた話ですが、前日張ったテントが強風の為に壊れてしまい、
安全の為に取り外して再度張り直したそうです。
それじゃ仕方がないですよね!
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