ディラーもお疲れ
三月三日はひな祭り。
私の名前「やよい」は桃の節句とは特に縁がなく、
日本の女医の草創期の一人で、東京女子医大の創立者“吉岡弥生”さんのような
女医さんになってほしいと、祖父が名づけたようです。
できが良くなくて女医の道には程遠く、祖父の思いと夢は叶いませんでしたが、
人生の復路で好きなアンティークにかかわる仕事ができて、
女医になれなかったことをそれほど残念に思ってはいません。
春になると、昼間でも、うとうとと眠くなります。
イギリスで目にしたお昼寝の話をちょっとご紹介します。
この間の買い付け旅行では
ロンドン近郊で開かれたアンティークFairと日程が合い、行ってきました。
このフェアは午前6時から始るのですが、
出店者は午前2時ごろから開店準備に取りかかるそうです。
そして、12時近くになると、殆どのお店が商品をしまいはじめます。
私は8時前に会場に着くように出かけましたが、もう買い物袋を手に帰る人もいます。
会場内をしばらく回っていると、面白い光景を目にしました。
マイセンばかり売っている叔父さんが、商売そっちのけで、車の中で熟睡中!
みんな暖かい陽気と、朝早い出店にお疲れ気味。
裸陳列のマイセンは大丈夫かなと、つい心配になりますが、
向こうの人はあせらず、のんびりとマイペース。
昼食もろくに食べず、いそいそと探し回っているのは日本人のわたしぐらい。
せっかく行ったのですから、いい物を見つけなくちゃ・・・
こんな調子ですから、買い付けはいつも疲れますね。
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