品川の今昔
船便荷物の到着の連絡を受け、昨日は東京税関に商品の輸入申告に行ってきました。
朝7時すぎの電車に乗り、品川駅に向かい、そこからバスです。
この日は、私のアンティークの仕事の中で、一番いやな日で、緊張する一日です。
こんな大変な作業は、通関業者に頼むのが普通ですから、
個人輸入で、私のように種類も素材も多く、しかもアンティークを扱っている方は見かけたことがありません。
自分で申告の手続きをしているのは、コスト節減ということはもちろんありますが、
あまりにも種類が多いので、通関業者との事前のやりとりが結構大変ということも
その理由です。
品川駅の東口に降り立ったのは何十年ぶりです。
25年ほど前に品川に住んでいたことがあり、その当時は西口だけが賑わっていて、
東口は工場地帯で殺風景なものでした。
今は新幹線の駅もできて、人の波が絶え間なく東口に向かっています。
午前8時台の通勤ラッシュをご覧下さい。
背広姿の男性たちはどこに向かっているのでしょう。
駅前には高層オフィスが立ち並んでいます。
日に日に変わる東京です。
3月にご家族で東京見物にこられた高知のお客様
まるで外国にいくようで、西も東もわかりません。。。。
行く先々は人の多さに驚き、とても疲れましたと、メールを頂きました。
いやはや、東京に長く住んでいる者でさえも、
たまに都心に行くとビックリすることばかりで、疲れて帰ってきます。
一昔前は都会は便利で快適だと思っていた暮らしも、
今では、自然の多い静かな生活が一番いいと思うようになっています。
明日はいよいよ荷物の搬入作業、しばらくは梱包の開梱作業が続きます。
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