私の夏休み
夏期休暇はゆっくりとお休みさせていただきました。
パソコン画面を開けることもなく好きなことだけをして、後半はのんびりと温泉のはしごをして過ごしました。
1日目:蜂須裕子さんの「脳を元気に保つ暮らし方」という本を読み上げました。
とても読みやすく、日頃の生活習慣の中で簡単に実行できるので、お勧めの本です。
2日目:手仕事は脳の活性化には有効らしく、アンティークリネンに
エンジェルのモチーフレースを施し、チクチクと小窓用のカーテンを作りました。
3日目:2泊3日の小さな旅に出かけました。
1泊目は”人に教えたくないお湯”がキャッチフレーズの群馬県・四方(しま)温泉へ、
2泊目は伊香保温泉、3日目は榛名湖周遊。
四方温泉は空気も緑もおいしくて、お湯はやわらかい泉質。
昔も今も湯治客で賑わい、多くの文豪がひなびた温泉の一室で
文筆をとったことが偲ばれるたたずまいである。
赤い橋のたもとでは、NHKのど自慢の全国大会で優勝して歌手デビューをした
全盲の青年・清水博正君のCDのジャケット撮影が行われていました
デビュー曲「雨恋々」にあわせるかのように雨がしとしとと降ってきました。
伊香保は坂の多い温泉街で石段の両側は昔なつかしい遊技場からお土産屋さんなど
レトロな雰囲気に包まれホッとひと息つける場所。
湯元通りを歩いていると手焼きの煎餅店があった。
周辺の山で採れるサンショウの葉入りの煎餅を丁寧に焼いている佐久間勇二さん。
60年以上も毎日サンショウ煎餅を焼いているそうです。
そのお隣の八百屋のおじさんには、小さなひょうたんと南瓜を頂いた。
人とのふれあいにぬくもりを感じることの多い旅でした。
日本には、いいところがいっぱいあるのですね!
休みはリフレッシュする機会であると同時に、自分を見つめる時間でもあります。
榛名湖のふもとに建つ、竹久夢二のアトリエで、
私は感じました、夢二の榛名湖への思いを・・・
当時とかわらない野の花が咲いていた。