イギリスのfairs
秋晴れのいいお天気が続いていますね!
帰国後の時差ぼけで、まだ普通のサイクルに戻っていません。
年々、買付けも楽ではなく疲労もたまりますが、何とか乗り切っています。
渡英する度に必ず行くイギリス中部の大きなフェア
もう、何回目になるのか覚えていません。
同じ場所なのに、行く度に新しい出会いと発見がありますが、
いいお品が少なくなった事と、5ポンド位で買えた物が、10ポンド単位に高騰しています。
為替レートが一時に比べると、このところ幾分ポンド安になっているのが
ちょっぴり救いです。
フェアでは「買付けや、シッピングのお手伝いをしましょうか」と
日本語を話せるイギリス人やイギリス在住の日本人によく声をかけられますが、
その気にはとてもなれません。
自分で買付けに行くと、肉体的にも精神的にもしんどいのは当然ですが、
やはり終始、自分で探すことにこだわっています。
その結果はこの仕事を終えてみた時に、すべてがわかるような気がします。
SWINDERBY FAIRでは広い農場にサーカスのようなテントがいくつも建てられます。
時には強風でテントがあおられ倒れそうになることもあります。
そのためテントに登り安全確認をしている人を見かけました。
滑り落ちないかと、見ている方も冷や汗がでます。
前回の買付けでは、沢山のテントが倒れて開催時刻が大幅に遅れてしまいました。
アンティークフェアではいつもの事ですが、私が「ノー・ダメージ?」と聞くと
店主は「100年前のものだから、当たり前の事で、ごく普通だ」と笑いながら言います。
しかし、壊れているもの、割れているものは、やっぱりダメージであって、
物によって妥協はしません。
今回の買付けも、あれもこれもと手を出さず、
納得の行く物だけを選び買付けて来ました。
2週間足らずの買付けでは、望んでいるものが全て見つけられたわけではありませんが、
今までにご紹介した事がないお品をたくさん買ってきました。
きっとお目に留まるお品があると願っています。
どうぞ、次回の更新を楽しみにお待ちください。
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