モチーフ
更新の準備は順調に進み、予定通り2月1日に更新できそうです。
今回も“目が点になる”お品が多く、初めてみるアンティークもあります。
そんな時は1点の詳細コメントの記述に時間がかかり、英和辞典を引いたり、
文献を調べたりとかなり大変です。
このレアなビスケット缶、家庭用のお菓子の保存用に使われていたもので、
扉と側面、上部にびっしりと絵と文字が書かれています
英語を訳していたら、つい歴史の中にはまっていってしまいました。
18世紀の作家・シラーがドイツのワイマールで、彼の戯曲を友人たちに話している場面や、「若きウェルテルの悩み」のヒロインのシャルロッテが大勢の弟妹の面倒を見ている様子など。
このような逸話はヨーローッパでは広く知られているので、デザインのモチーフとして選ばれているようです。
賢くなったような、訳がわからなくなったようなそんな時間の中で、
アンティークの奥の深さに驚くばかりです。
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