バルボティーヌ
バルボティーヌの陶器でしばしば目にするのは、果物柄シリーズです。
直径20センチほどのプレートで、昨年ご紹介しましたが、
好評で買えなかったお客さんもおられましたので、フランスでガンバッテ探して来ました。
前回は洋ナシやプラムでしたが、今回はイチゴやサクランボなどです。
バルボティーヌは色が果物に合わせてそれぞれ違っていて、お皿のふちの色も、
緑色や黄色など微妙に変化しています。
2枚のイチゴのお皿をみて、そんなところも観察していただければと思っています。
バルボティーヌの歴史は16世紀にまでさかのぼる古いもので、当時の実力者であった
マリー・ド・メディシスが気に入って、ルーブル宮の近くで焼かせたそうです。
有名な陶工はベルナール・パリッシーでした。
サン・ジェルマン・デ・プレのあたりを歩いていると、
彼の名前のついた小さな通りがあるそうですので、今度パリに行く時は、
ぜひこの通りを散歩したいものです。
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