旅のトラブル
いい季節を迎え、旅行の計画を立てている方も多いと思います。
わたくしも、次の買い付けのことを考えて、旅行社への問い合わせもしています。
燃油サーチャージも10月から再び付加され、従来シーズンオフは割安のホテル代も、あまり変わらず、経済不況の中、買付けも年々楽ではありません。
ツアー旅行、個人旅行と色々幅広い企画がされている昨今ですが、どちらを選ぶにしても旅はトラブルがつきものです。
機中では、時々ツアーの添乗員さんと隣り合わせになることがあるのですが、毎回トラブルがあると言っておられました。
たとえば、パスポートの紛失、置き引きとか、集合時間にお客さんが来なくて、迷子になるとか。。。。皆さん添乗員さんに頼りすぎが原因のようです。
「添乗員さんがいれば何とかしてくれるさ!」
この日本人にありがちな考え方は、トラブルのもとです。
国内なら、なんとかなる事も、海外となれば、言葉も違います。自分の身は自分で守る心構えが大事です。
6月のイギリスの買い付けでは、たまたま帰国する日から2日間の地下鉄のストライキが決行されて、大変あわてました。
帰国の前日に地下鉄の改札に妙な掲示がしてあるのを見つけ、内容をよく読んでみると、「労働組合がストライキを予定しているので、対応を考えて欲しい」ということでした。
東京の地下鉄ではストライキが実際に決行されるようなことはないので、本当にやるのかな、と思いながらも、心配なので、ロンドン在住の知人に確認したところ、ロンドンの地下鉄は時々ストライキをやっているとのことでした。
ヒースロー空港へはいつもは一時間ほどかけて直行の地下鉄で行っているので、さあ大変、別の手段を考えないといけません。知人と相談した結果、普通のタクシーの予約はもう無理なようなのでハイヤーを手配してもらうことにしました。
帰国当日は案の定、ストライキが決行されていて、タクシー乗り場は長蛇の列で、どこから集まったのかと思うほどたくさんのバスが街中を走り回っていました。
個人旅行の場合は、いざというときに相談に乗ってくれる知り合いがいるととても安心ですね。
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