パリの追憶
この仕事を始める前は、一年に4回ほどパリを中心に毎年フランスに行っていました。
その当時は、パリには良質なアンティークが沢山あり、お金さえあればいいものが買える時代でした。
そのうち、フレンチな花柄のホウロウや陶器のキャニスター、カフェオレボウルが一大ブームになり、イギリスに買い付けに行っていたバイヤーさんもフランスのアンティークに目を向けるようになりました。
人が押し寄せると物が品薄になったため、私は逆にイギリスに買い付けの拠点を移し、イギリスでは家具など大きいものの買い付けをして、フランスでは比較的小さめのアンティークを買い付けて来るようにしました。
航空便やスーツケースで気軽に持ち帰れるリネンやレースやリボンレースなどは、欲しいものがいっぱいありました。
一見ガラクタと思われる物の中にも、お宝が埋もれていて、
今なら、お店にあるものを全部買ってしまうかも知れません。
当時買い付けたお品のほとんどは、もう私の手元にはないのですが、パリのお店に再び足を運んでも、昔のようないいお品があるとは思えません。
買い付けてストックして置いたレースや布やボタン、次回の更新でも少しご紹介します。
今しばらくお待ちくださいね♪
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