エナメル・ウェア
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やっぱりお知らせしたいのは、「旅のはなし」や「アンティーク」のことになります。
私がフランスによく買い付けに行っていた数年前は、美しい手描きのエナメルのティーポットや、コーヒーポット、ジャグ、チューリンなど、パリにはものが沢山ありました。
ローズ柄、パンジー柄、BB社のガーランドのキャニスターなど、今思うと、美術品と思えるほどのものが、少し高めでしたが、まだ手の届くお値段でした。
こんな美しいエナメルウェアが普通にショップで売られていたことが、不思議な気がします。
バイヤーがそれを見て買い占めることもなく、今思えば考えられないことです。
このパリのアンティークショップも、数年前にクローズしてしまって、もうありません。
店主のおばさんが、私が興味深々に眺めていた蛇口付きの薔薇のガーランドのタンクを
手に取り、「めずらしいでしょう!この給水タンク」と自慢そうに言った言葉が忘れられません。
昨年の12月のイギリスでの買い付けで、ショップのおばさんが、
「1880年の本当に古いエナメルのポットよ。今後こんないい状態のポットは出てこないから買っておいた方がいい」と言いました。
裏側の花柄を見ると、なつかしい日本風で、いい感じ。
「そうだね!良いお品はいつまでもあるとは限らないわね。」とフランスのショップのことを思い出しました。このお品も次回ご紹介しますね!
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