一枚の絵
搬入した荷物を、少しずつ開梱しています。全部出し切るまでには、日数を要します。
開梱したお品から、写真撮影をして、週明け更新の商品に追加しました。
自分で言うのも変ですが、本当に素敵なお品ばかりで、ご紹介するのをためらうほどです。
絵画も大小あわせて10点ばかり買い付けております。
いつも、花の絵に、まどわされるのですが、
絵は見る人を引き付ける何かを感じる絵が、本当に良い絵画だと思っています。
私はそんな気持ちでいつも選んでいます。
お値段を後で聞いて、諦めることもしばしばありますが・・・。
子供の頃から絵を描くのが楽しくて、美術の時間が大好きでした。
中学校の1、2年の担任が美術の先生だったので、よく展覧会などに出展してもらった。
その山本先生ですが、いつも長めの髪にポマードをテカテカにぬっていて、べたついた髪が前に垂れないように、オールバックに今風ならバンダナと言うのでしょうが、先生は輪ゴムで止めていました。それこそ、私の記憶の中にある先生の肖像画なのです。
イギリスを代表する画家、ターナーの絵を思い出す一枚の絵
荒々しい海、一人の若い女性が荒海を勇ましく小舟を漕ぐ姿に、この絵は絶対持ち帰りたい気持ちになりました。
小舟に襲いかかる波しぶき、荒れた海に飛ぶカモメの群れ、なんともこの穏やかさの対比、セーターもスカートも地味な色なのに、首に巻かれたスカーフの青だけが鮮やかに映えています。目の輝きは、恐ろしさや悲しみはありません。むしろ勇気づけられるようです。
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