ピンク&ホワイトプレート
アンティークの買付けの仕事をしていると、「世界街歩き」の番組は、とても興味があり、テレビに釘づけになるのですが、先日もBSでロンドンのハムステッドが紹介されていました。
ハムステッド・ヴィレッジを歩く邸宅とハムステッド・ヒース、このブログで掲載した写真とほぼ同じでした。
この近くで宿泊したので、何気なく寄り道をしたハムステッドでしたが、こんなにもクローズアップされていたなんて驚きです。
“ああ~ここの道歩いた! この家あった。。。この風景。。”って感じです。
「英国は偉大な田舎」という言葉があるように、ロンドンから少し離れるだけで今でも美しい田園風景が広がっています。そして、郊外にはイギリス特有の古城庭園があちこちに点在し、四季折々の花が咲いています。
このような美しい風景を、イギリス人は絵皿に表現して後世に伝えました。
美しいカントリーサイドの風景を模写した絵皿はアンティークのお皿にもたくさんあります。
今回ご紹介するプレートは、イギリスで17世紀末から18世紀末にかけて起こった「ランドスケープ・ガーデン」というカントリーライフへの影響を受け、1800年後期にウェッジウッド社でブルー&ホワイトの流行によって、ピンク&ホワイトとして製造されたディナー皿です。
パープル、ピンク色はブルー&ホワイトより、圧倒的に数が少なく希少なプレートで、ブルーのものよりも華やかな印象を与えます。
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