入国審査
先日、関東のお客様から問い合わせのお電話があり、色々とアンティークのことなど、つい話し込んでしまいました。
関東のお客さん、夫が定年退職したら、イギリスのB&Bに滞在しながら、いろんなところに行ってみたいなんて思っているのですよ・・・
それで、イギリスまではどのくらいのフライトなんでしょう?と聞かれ
12時間ぐらいでしょう、なんて答えました。
私も随分イギリス、フランスと旅しました。
買付けの仕事なくしては、こんなに同じ国に何十回も行くことはなかったでしょう。
それで、フライトのことなんですけど、
飛行時間は、そのときの風の強さなどによって変わってきて、11時間ほどでイギリスのヒースロー空港に到着する場合もあります。
昨年10月の買い付けの時も、1時間早くロンドン上空に着きましたが、その後がいけません。ヒースロー空港はハブ(拠点)空港で、発着便数がとても多く、空港の上空で1時間近くも待機させられました。
ようやく着陸しても、これで一安心とはいきません。その後入国審査と荷物の引き取りが待っています。
イギリスは入国審査に、非常に時間がかかります。
長い長い列ができているのに、審査官の人数が三人しかいないときとか、審査官同士のお喋りとか・・・。
本当にイライラします。
審査のゲートはたくさんあるのだから、人を配置してもっと開け・・・と怒鳴りたくなる
( ゚皿゚)キーッ!!
おまけに、ややこしい国の人の列に並んだら大変です。
一見、テロリストのような風貌の人の列だったら、さらに一時間は待つと思ってください。
前回もあやしげな数名の人達がなかなか入国審査が通らず待機させられていました。
顔つきからして、アラブ系の国の人に見えました。
日本人の観光客、1分もかかりません。
「ありがとう」「さようなら」で終わりです。待つこと二時間なんて、もううんざりです。
それ行け、それいけ、トランクを捜しに・・・・走ります。
でも、時間が経ち過ぎていて、もう成田からのフライト便の名前が表示されていません。到着してから二時間あまり、その間、何便がこのヒースロー空港に到着したことでしょう!
私のトランク、どこにもありません。端から端まで走りながら捜したら、コンベヤーとコンベヤーの床の上に斜めに1個だけ無残にころがっていた。
いま思えば、よく残っていてくれたものだと、思っています。
フライトの長旅の疲れに加えて、ホテルのチェックインまで緊張が続きます。
日本人の勤勉さを少しは見習えと、渡英するたびに思います。
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