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2011/03/31

明日にむかって

悲しみの3月が終わり、明日から4月。
暦が変わっても、この悲しみ、苦難は続きます。

私たちは、随分前ですが、転勤によって盛岡で一年半ほど暮らしました。
その関係で東北には知人がいるので、昨日、夫が念のためといって年賀状を調べていたら、現在、仙台・太白区に住んでいる知人がいました。ネットのマップ検索で住所を調べたら、そこは今回の地震で被害がすごかった若林区の隣接地域でした。
夫はすぐに電話をかけたところ、ご本人が電話口に出られました。この方の家は高台にあって無事だったそうですが、長女の旦那さんのご両親が、車で逃げる途中に津波にのみ込まれ、車の中で遺体で発見されたとのことです。この他にも、被災された知り合いは大勢いらっしゃるようです。
知人の家は、ガスがまだ使えず、一度もお風呂に入っていなくて、電気ポットでお湯を沸かし、体を拭いているとも言っていました。
「遅ればせながらですが、何か必要なものがあれば送ります」と夫が言っても「気持ちだけで嬉しい」と答えておられました。
一年半しかいなかったけれども、東北の方は口数が少ないけれど、我慢強い人が多く、それでいて、他人に優しい人が多いです。

メディアは避難所にスポットをあてて、日々放映していますが、家に留まっている人も、まだ不自由な生活を余儀なくされていることも知って欲しいと思います。

お客様ではこのような方もいらっしゃいます。
3月上旬にご注文いただいた札幌のお客様で、3月末まで単身赴任のご主人のところに行っているので、お品は31日に送ってくださいと、ご連絡いただいていました。
震災後、赴任先がもしかして東北ではないかと心配してメールをしましたところ、ご主人の赴任先は大阪だったのですが、息子さんが仙台で被災されたとのこと、でも無事で命が助かっただけでもよかったとのお返事でした。
この方から今日はこんなメールもいただきました。

「この3週間は震災で被災した息子のことばかり考えてすごしました
息子は避難することもなく、ガスはまだ通りませんが自分はいい方だといっています。
親が考えるよりずっと強くなっている気がします。

この震災は何もかもなくした人がたくさんいます。
いろいろなことを考えさせられました。

私はこんなんでいいのかしら・・・好きで集めたアンティークも生きていくためにはどうしても必要なものではない・・でも私も同じ目にあったら・・とおもうと想像を絶する悲しさです

そんな時ボウルが届いて気持ちがほっこり・・しました
なんて可愛いボウル・・

やっぱり私の元気のみなもとかもしれません。」

そんなお便りをいただいて、涙がこぼれる思いでした。

3月最終日のけじめとして、今日、近所の郵便局で、売上金の一部に私のポケットマネーを加えて、日赤の東北関東大震災義援金として振込んできましたので、ご報告します。
ありがとうございました。

Img_00762_3 

これからも、私なりにできることをして行きたいと思います。

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