いとこ(従姉)の絵
上野の森美術館で開催されている「女流画家協会展」に従姉の絵が入選して、雨の中、上野駅で待ち合わせた従姉と彼女の甥と一緒に観賞することになった。
母方のいとこは6歳年上で、その経歴は並ではありません。絵画歴も長いですが、本職は服飾デザイナーです。彼女の一枚のデッサンから数々のデザインの服が生まれています。
外大卒業後、某下着メーカーのデザインを手がけ、その後ニューヨークに留学、帰国後、某商社に再就職してインドのニューデリーで勤務、帰国後フリーデザイナーとなり、現在に至っていますが、随分前から、仕事のかたわら、ボランティアで似顔絵を描くイベントもしています。
上野動物園にはオスのリーリーとメスのシンシンが人気ですが、その動物園の正門の右側に美味しいピザのお店があります。
そのお店の板壁に従姉の絵が数枚飾ってあります。
パンダを見に行かれた時は、ちょっと外から覗いてみてください。
上野の森美術館では6月2日まで、第65回女流画家協会展を開催しています。
入選された方の絵は力作ぞろいで、甲乙つけられません。
従姉の入選した絵は東京の三つの町をモデルにして描いた絵で、青が効いています。
彼女はもっと大きなキャンパスで描いたらよかったと、反省していたけれど、風景画の抽象画が少なかったので、目立っていた!
仕事とは別に、何かに夢中になることは、生きて行く上で必要です。
そして、人の生き方を通して学ぶ点もたくさんあります。
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