今回の買い付けの旅は夫が同行してくれました。
やはりどこの国でも言えることですが、女の一人旅は危険です。
同業者の話によると、イギリスのアンティークフェアでは日本人の女性がバッグを切られて、財布を盗られたとのことです。
勿論フェアは誰でも入れるわけではありません。20£~25£の入場料がいります。
そんな会場に泥棒がいるとは思わず、つい気を許しがちです。
信じがたいことなのですが・・・結構あるらしい!!!
特に南フランスは最近治安がよくないと聞いていますので、初めての一人旅はお勧めできません。
今回、ホテルの手配や鉄道の予約などはインターネットですべて夫がしてくれました。
私は、アンティークフェア、蚤の市、マルシェ情報などを調べました。
刻々埋まってしまうユーロスターやTGVの予約席、ただし慌てて予約するとキャンセルできないチケットもたくさんありますのでご注意を・・。
でも、これに慣れれば、窓口の長い列に並ばずにスムーズに乗車できます。
ロンドンのキングス・クロス・セント・バンクラス駅からユーロースターでパリへ。
パリ北駅に着いたのは夜の10時ごろになっていたが、まだ明るいので地下鉄でパリ・リヨン駅に移動することにする。ところがあいにくユーロ・コインの持ち合わせがなく長蛇の列の窓口に並んで切符を買うはめになる。
タクシー代を惜しんだばかりにパリ・リヨン駅に着いたのは真夜中になってしまった。
「泊まるだけだからいいわ」と駅の近くの☆☆のホテルに泊まったが、
事前に調べていたホテル評価で、ある米国人が“カップボードのサイズの狭い部屋”とコメントしていたとおり、ベッドより少し大きい程度の部屋でシャワー室はとても可愛いかった(ヒニク)
しかし、ベッドメーキングは清潔で、テレビは薄型、部屋は明るく、エアコンもドライヤーも、水の調節も完璧だった。
おまけに、道路側の窓は二重ガラスでシャッターも閉まるようになっていた。
朝食も規定の時間前だったが、気持ちよくOKしてもらえて、しっかりと食べられた。
TGVは1等車で座席も広く快適だった。
ヨーロッパの鉄道料金は日本と違ってとても複雑で、私たちが予約した時はどういうわけか、1等と2等がほとんど同じ値段だった。
これからアヴィニョンまで三時間ほどの旅が始まるが、早くも車窓の風景はイギリスとは違い、広大な麦畑が広がる。

アヴィニョンの中央駅に到着、明日はいよいよ リル・シュル・ラ・ソルグの蚤の市
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