サン・レミ・ド・プロヴァンス
南フランスのプロヴァンスのマルシェでは色んな形のバスケットが売られています。
地元の人は、男女問わず、朝市の食材を入れるかごを持って歩いています。
ショルダー付きのマルシェかご、口が広くてマチも広いタイプのバスケットをよく見ます。
今回、南仏に行くにあたり、「雅姫」さんがプロヴァンスで取材旅行をされた時、アプトのマルシェで購入された手つきの丸いかごを捜していました。
アプトのマルシェは土曜日に開催され、アヴィニョンの蚤の市と重なりいけませんでした。
ところが水曜日にサン・レミ・ド・プロヴァンスに行くことになり、ちょうどその日、マルシェが開催されているようなので、立ち寄ってもらった。
ドライバーのKさんは、サン・レミではマルシェよりも、そのすぐそばのお店のほうがバスケットがたくさん置いてあると教えてくれたので早速その店に行くことにした。
軒先につるされている丸いかごがすぐに目に入った。ずっと探していた素朴な可愛いかご。
持ち手が一部革つきのかごもあります。
5個ほど可愛い編目や柄のもの買付けて来ていますので、8月にはご紹介いたします。
サン・レミ・ド・プロヴァンスでは、あのヴァン・ゴッホが描いた風景、糸杉、オリーブ畑、アルビーユ山脈が間近に見えます。
一年を通して農耕が盛んですから、市場にはチーズ、オリーブ、蜂蜜、ハーブ、野菜、果物、プロヴァンス焼など色彩と香り豊かなものが、たくさん並びます。
初夏のサン・レミの移牧祭(フェット・ド・トランジュマンス)は、冬の間、平地で飼っていた家畜を、夏になると涼しいアルプスの高地に移動させる伝統的な行事です。、
かっては歩いてアルプスまで羊飼いたちが率いて山に登ったのですが、今では羊たちはトラックで運ばれているそうです。