内輪話
6月に買付けました荷物、350点から400点のアイテムが、もうすぐ東京港に到着します。以前はイギリスから日本への直便の船が何便かありましたが、2008年のリーマン・ショック後、シンガポールや香港止まりになって、そこで日本向けの船に積み替えて東京に向います。その為輸送日数が増えるようになりました。
唯一、直便のあった博多港への船便もこの9月からはなくなるとのことです。
長い航路中、天候や港湾事情などで多少の遅れも生じます。
待つ身の私達にとっては、予定もありますし、船の到着日は大変気がかりです。
しかし、便利な時代になって、到着予定が遅れる場合、船会社からメールで連絡してくれるシステムがあるのですが、それには登録が必要になります。
先日、夫がその登録をしてくれたとき、部署名を記入する欄があったので、何か書かなければと思い「総務部」と書いておいたよ、なんて言うものですから、大笑いしました。
「経理部」としておこうかどうか迷った~と付け加えるものですから、また爆笑です。
それって言うのも、そもそも私一人が運営している小さいウェブショップなのに、スタッフが数人いると思っている人も多いのです。
時々、楽天やヤフーの営業マンの方から宣伝広告の依頼の電話がかかってくることがあります。
受話機を取ると「オーナーさん」お願いします・・・と言われます。
「オーナーは私です。私一人で運営していまーっす」と答えると、皆さん驚かれます。
夫はサイトの一連の作業に一切タッチしていません。たまに留守の時、SOLD表示を付けてくれるぐらいです。
思えば、大変な仕事していると時々思います。アンティークが好きでなければとてもできませんね!
同業者で、「ネットショップのようなお客さんの顔が見えない商売なんて、好きじゃない」なんて言う人がいます。「そうでしょうか?私はそうは思いません。」
顔が見えない分、お互いの心が見えて来て、信頼関係が生まれてくると思うのです。
先日、知人のブログで、高齢の画家さんが『80年も絵を描いていると、慣れちゃって、さらさらさらって描けちゃっていたのだけど、リュウマチで手が動かなくなってから、「心」で描く様になったんだよ。そうしたら絵も良くなった』と綴られていたのを読んで、感動しました。
暑い中、少しずつ商品の写真撮りをしていたら、鳴き過ぎて疲れた蝉が網戸にへばり付いていた。思わず「がんばれ!がんばれ!」と励ました。
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