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沢山のご注文ありがとうございます。
今回はオーダーが重複して、ご希望にお応えできないお客様がかなりありました。
申し訳ありません。
これからも順次、素敵なお品をご紹介しますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、今だから笑えるのですが、その場面に直面した時は
とても笑える話ではありませんでした。
買い付けの余韻が冷めないうちに、お話して置きます。
地方の大きなアンティークフェアでは、いつも大きなカートをシッピング会社に用意してもらっています。
広大な会場では私にとって必要不可欠なのです。
私が扱うアイテムは小さくて、軽いものばかりではありませんので、両手を袋でふさいでしまうと、身軽に動きがとれず、その度に、遠くのシッピングの倉庫に戻らなくてはなりません。
インサイド・ストールのフランスのお店の前にカートを置いて買い物をして、お店をでたら私のカートがありません。
幸いカートの中はホームレスバッグ1個のみで商品は入っていませんでしたが、付近を捜しても見つかりません。
周りの店主も外へ出て探してくれましたが、斜め前に置かれた小さなカートが置き去りにされていたので、みんな「あれじゃないの?」としきり
私は“NO~NO ”しきり・・・
その内雲行きがあやしくなり、小雨がパラつき、会場の黄色い服を着た警備員に連絡。電子手帳で「thief」と引き見せたら、何やら無線で交信 ヤレヤレ ・クマッタネ
「泥棒はもとの場所に必ず戻るって!」思ったもので、
ちょっとドラマの見すぎ(*´ェ`*)
暫くしたら、案の定、私のカートを何食わぬ顔で引いているチョボヒゲを生やしたオヤジが登場 (# ゚Д゚) ムッカー
「どろぼう~」と叫んだので痩せオヤジは、ぽかんとビックリ仰天!
彼は私が叫ぶまで、自分のカートと思い込んでいたのです。
彼のカートは斜め向こうに置かれたテデイベアの袋入りのカートだったのです。
まわりの店主は“mistake”、“よかった!よかった!と言って彼を責めない。
イギリス人やフランス人の店主は穏やかな人ばかり。
大騒ぎした私が穴の中に入りたい気持ちι(´Д`υ)アセアセ
そのうち雨も止み、会場の小路に眩しいほどの太陽がキラキラ。
「雨降って地固まる」ってこんなこと。
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