沖縄と基地
沖縄には米軍基地が沢山あり、何かと物議が問題になっています。
東京に戻る前に、基地を一目見て帰りたい気持ちになり、アジアで最大の基地、
嘉手納飛行場の傍まで行くことにしました。
広大な嘉手納基地の中を覗くことができる、「安保の見える丘」の場所を聞くために
立ち寄った沖縄嘉手納線の道路沿いの仲本中古車販売店、
若社長の仲本さん(39歳)が、自宅の4階が基地内を一望できるので、よかったら。。と
案内され屋上に上がった。
仲本さんの自宅は滑走路の道路向かい、わずかの距離で、昼夜問わず騒音や悪臭に悩み、
生まれてからこれまで、嘉手納基地と運命を共にして来た人です。
轟音で片方の耳は聞こえにくくなったと話されていました。
この屋上に立って基地内を一望している間も数機の飛行機のエンジンのふかす音、
まるで、空中を遊んでいるかのような鳥のような戦闘機
仲本さんのお話を聞いている間も、次から次ぎへと爆音が響き、
沖縄の基地問題の根深さを感じます。
仲本さんは有名人で1月12日付けの琉球新報でも大きく写真付きで掲載されている方です。
オスプレイ嘉手納配備計画に危機感と焦燥感をにじませておられ、反対運動もされています。
沖縄に行って感じたこと、どんな辺ぴな場所でも大きな立派な道路が走っているのに、
なんら基地問題は進展していないこの現実。。。
帰宅して、同じ階に住む沖縄出身の奥さんが、
“わたしより一回り年配の方は、本土に行くのにパスポートが必要だったのよ!”
と話されたのが印象的でした。
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