アンティーク家具の魅力
今週も運転免許書の更新など、、、あわただしく過ぎて、週末を迎えています。
そんな中ですが、来週の更新の準備もしております。
少しでも長く楽しんでいただきたくて、
チェコガラスツリーのご紹介を優先してご紹介して来ましたが、
次回からはアンティーク家具も少しずつアップしていきます。
今回ご紹介の家具
座面がニードルポイントのロングスツール
「カブリオールレッグ」と呼ばれる美しい湾曲した脚(猫脚)
「ニードルポイント」が施された花柄の座面
ロココ時代に流行した家具の1つです。
ルイ15世様式のローボーイ
フランスのルイ15世在(1716年~)に流行した様式を再現したマホガニーの家具
この時代の家具は王侯、貴族の権威を表す大ぶりで重々しい形の家具が主流でしたが、
ナイトテーブルやローボーイ(小ぶりなチェストの意味)は非常にフォーマルで、
装飾にはブロンズの金メッキが好まれました。
。
。
私がまだアンティーク家具を買い付ける前の秘話ですが。。。。
アンティーク家具を中心に販売しているアンティークショップで、
店内にあった素敵なチェストに一目惚れ、
その昔、イギリスの医院で使われていた什器らしいのですが、
多種多様の引出しがいっぱい付いていて、
お値段も良心的な価格だったので、本当に買う気になっていたところ。。。
オーナーが「この家具は実は80%原型を留めていないのだよ。!!!
殆ど捨てられそうになっていた家具をショップの工房で、修理して甦らせた。。。」と
おっしゃいました。
その言葉を聞いて、一瞬買う気も失せましたが、本音を語ってくれた店主には、
今でも感謝しています。
彼は「ほんもの」のアンティーク家具の著者です。
当店は修理工房もありません。現地で状態と価格で判断して買い付けて来ています。
もちろん古い家具ですから、多少のキズや汚れなどもありますが、
そのままなおさず実用していただける家具しか販売していません。
今まで、何百の家具をご紹介しましたが、皆さんに喜んで実用していただいています。
家具を買うのは、新築やリフォームなどの特別なことがない限り、躊躇されるのは
当然なことだと思いますが、家具は小さなアンティークの引き立て役でもあります。
そんな目で、部屋の中を眺めてみてください。
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