« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

2014/10/31

母逝く

母が身まかりました。享年95歳で安らかな最後でした。
私にとっては、まるでドラマのシーンを見ているような一週間でした。

26日の午前に他界して、昨日初七日を済ませ東京に戻りましたが、
皆さんオーダーメールをしたものの、返事がなく、またブログの更新もなく、
買い付けの旅の疲れと大阪でのお宮参りなどで、私がダウンしたのではないかとご心配いただいていたようです。
また、TOPページをご覧になってお悔やみのメールを沢山いただいております。
この場を借りてお礼申します。



母は14日に私が海外から帰国するまでは家で訪問介護などを受けていましたが、
15日に酸素量が少ないとのことで、検査入院をしました。
25日に一時帰国している次男にあわせ大阪の神社で孫「ゆづる」のお宮参りがありましたので、
24日に母の病院に先に見舞いに行きました。
母は呼吸は少し苦しそうでしたが、元気に話しておりました。
私の手を握りながら寂しい、寂しい~と言うものですから夜10時まで、病院に付き添っていましたが、
明日早く大阪に行かなければならず・・・結果としてそれが最後になりました。

25日は秋晴れの快晴。
息子一家と、両家が集まってお宮参り
神主さまの祈祷など、一連の行事。
2ヶ月ぶりに抱いた孫の6キロの重みがずっしりと体に堪え、神主さまに、20分間我慢、我慢と言われ、
晴れ着に隠れた孫の足の裏を撫ぜながら、泣かさず耐えました。


息子夫婦が25日、26日一泊二日の「シェラトン都ホテル大阪」を予約しておいてくれて、
ホテル内でお宮参りの記念撮影をした後、孫を囲んでの楽しいお食事会でした。
26日にマレーシアに帰国する息子たちもホテルの部屋に来てくれてくつろいでいたところ、フロントからの電話。。。
予期しないサプライズ
お客様が訪ねて来られビックリ仰天。
それもお客さんのお母様
「どんなお召物?」と問いましたら、
「私はキラキラが大好きで、襟元にはチェコガラスのブローチをつけております」と
白髪の上品な方で、はじめてお会いしたのに、お土産もいただき、
ちょうどフロントに来た息子夫婦と夫にも紹介しました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、
翌日部屋の窓から下を覗くと「大阪マラソン」が開催されていて1万人の走者
道路は規制されて、少々遅めのチェックアウトになり、大阪駅で切符を買い京都に向かう
車中で「母危篤」の知らせを兄から受けました。
その兄も26日は地区の老人会の会長をしていて旅行中で、舞鶴からの電話でした。
すぐに、タクシーに乗車して高速で病院に向かったのですが、二時間半ほどかかり、
母の最期の見送りはできませんでした。
私も最寄の駅からタクシーで飛ばしたのですが、既に母は天国に旅立ったあとで、
眠っているようで、穏やかな顔をしておりました。


母は最後まで気丈で多才な人でした。
母の部屋には、短歌を書いたノートや油絵のデッサン、毎日書いていた日記が整理整頓されていて、昨年から英語も勉強していたようで、簡単なスペルと会話のノートが置かれていました。
生涯学習、学ぶことが多いと、言っていた母
私の仕事にも、理解を示して応援してくれた母
私はアンティークを扱っているけれども、「あんたは人間のアンティークだね!」と冗談ぽくいうと、苦笑しておりました。


人の人生は短い、長いとものさしで測るものではなく、
その人生が充実したものであれば
幸せな一生なのです。

 
     141031_3
母はいつも前向きな生き方をしていました。

与えられたものではなく、自分のために。

95年間、ご苦労さまでした

そして、ありがとう。

今ごろは冥土で亡き父と仲良く手をつなぎ散歩していることでしょう。

合掌



2014/10/23

Angel(エンジェル)

買い付け中は、毎日アンティークを求めて奔走しているので、
時間がコクコクと過ぎていく。

この仕事をはじめる前は、シャンゼリゼ大通りを歩けば、ついブランド店が目に入り、
日本よりは安いからと、免税書類を書いて、
自分のご褒美にと、わけも無い名目を勝手に決めて財布やバッグ購入してました。

それがアンティーク屋を始めてからというものは、
何か、自分のものを買うのにうしろめたさを感じ、
そんな余裕があればアンティークを買いたい気持ちになる。
量産されたものより、小さなものでも古い時代ものに魅了され、見ているだけでも楽しめる。

パリでは東駅に隣接するホテルに宿泊していたので、アンティークショップが比較的多い
9区へ。。。
絨毯やゴブラン織りのお店を発見
ショールームにはすばらしいタペストリーや絨毯が重ねて置かれていた。
その中に、すばらしいシルクのタペストリーを見つけて、顔に笑みがこぼれたのも束の間
アラブ人のような叔父さんが、こちらは「あんたが買うようなものはない」とはっきり言われました。
1700年代のエンジェル柄のシルク糸で織られたもので、
なんとお値段は2,000ユーロ以上でした。


P10706822




その叔父さん日本に行ったことがあり、わりと正確に東京のこと知っていました。
それでも、買えそうな椅子用の美しいゴブラン刺繍を床に広げてくれた。
扱い方も先ほどのエンジェルとは違い、お粗末だけれど、私にはこちらがお似合い(o^-^o)
勿論、こちらはお買い上げ!


向かった目的の古い香水瓶のショップは外出中でクローズされていて、
「必要な方はここへ電話を・・・と」電話番号がドアに貼られていた。
また、どこかで油を売っているのでしょう!フランスでは、よくあること(^^ゞ



P1070690

その内、戻って来ると思い、付近をぶらついていたら、エンジェルグッツのお店に遭遇。

P1070692



エンジェル好きにはたまりませんが、ちょうどショップの前が、教会なもんで、
期待しないで、中を覗いて見た。
やはり現行品の天使もので、お土産風で結構お値段もしています。
本物のようなフェイクカメオもあり、息子さんがカメオのパーツをメタルの枠にはめていた。

やはり本物のカメオを知っている者にとっては、購入する気にはなれない。
すぐに店をあとにしたけれども、それなりに可愛い楽しいお店でした。



Angel





来週は、素敵な香水瓶とoldチェコガラスのミニツリーなどをご紹介します。

それでは、皆様も良き週末をお過ごしくださいませ。



2014/10/21

秋のパリ

更新ではご注文ありがとうございます。

私事ですが、24日~26日まで、息子の一時帰国に伴い、
孫のお宮参りを兼ね関西入りします。
勝手を申しますが、その間はお休みさせていただきますので宜しくお願いします。

さて、パリではちょうどパリ祭が開催されていて、シャンゼリゼ大通りのマロニエの街路樹には旗がたなびいていました。
わたしは凱旋門の憧れのテラスでパリのマダム気分を味わいました。


1410paris_2




10月の初めには、パリの西の広大な森、ブーローニュの森のロンシャン競馬場では
「凱旋門」レースがはじまり、昨年は60分間のレースの為に、
6,000人の日本人がこの競馬場を訪れたとのこと。
すごいね!日本人って  モヒャ(・_・)エッ....?

競馬といえば、日本では作業服を着たおじさん連中が競馬新聞を見ながら、
ぞろぞろ歩いている様子を連想しますが、ロンシャン競馬場は奥さん共々
社交界のように正装で着飾って来るのが常識のようです。
洋画のスクリーンのシーンにもよく登場する、あの場面ですよ!

ロンシャンは馬のマークのロンシャンバックで有名ですし、
エルメス、セリーヌ、ヴィトンも、もともとは馬具をはじめ、
このような社交界の為の商売から
はじまったようです。


パリのアンティークショップではアンティークのルイ・ヴィトンのトランクも売っていますし、
大きなトランクをコーヒーテーブルとして購入している人もいました。

イギリスでは私の友人が大きなトランクを6個も買い付けて、
日本でもテーブル兼収納として、よく売れると言っておりました。
彼は、このトランクに小物を入れて日本に送るようです。

「一挙両得」とはこのことですね(*^_^*)






2014/10/20

久々の更新です

気持ちのいい秋晴れの土、日曜日でした。
わが町でもイベントがたくさんあり、近くの国営昭和記念公園では、
早くもお正月恒例の箱根駅伝のシード大学を除く予選会がありました。
泣いた人、笑った人、頑張った人、
いいお天気でよかったです!

私は帰国後ほぼ一週間目
海外では時差ぼけなどなかったのに、帰国後4日目あたりから昼間眠くって。
フランス、イギリスでは朝、4時起き、5時起きは普通でした。
ノルマンディー地方にバスで向かった日はまだ夜が明けない早朝でした。




P1070824






また、フランスで見聞きした話もお伝えしますね!

それでは、買い付け直後の新商品、ご覧になってくださいませm(_ _)m







2014/10/16

ロワール地方の蚤の市

美しい古城が数多く残るロワール川流域に広がるロワール地方。
ロワール川の右岸にある中心都市オルレアン
英仏百年戦争のさなかの15世紀、ドンレミという小さな村の羊飼いの少女、ジャンヌ・ダルク。
神のお告げを聞いて立ち上がったジャンヌは、この町でフランス軍を奇跡的な大勝利に導いた。
救国の少女ジャンヌは17歳、1429年4月29日~5月9日までこの町に滞在していました。
ロワール地方の古城には不定期に小さな蚤の市が、開催されています。
日本人など一人もいなくて、結構古い時代のアンティークやブロカント(古道具)が見つかります。
私はこれからフランスからユーロスターでイギリスに渡るので、大きな物は買えません。
珍しくて、かさばらないものだけ買い付けました。
その中の1つ、「ラヴィエ」フランス語で(小さな花)と言う意味です。

1870年代のパン皿ですが、絵柄がシックでフランスらしく、
アクセサリーのトレイなどに人気です。
窯元や柄違いで数枚探すことができましたが、その後の買い付けでは一枚も見つけることはできませんでした。



Dscn45642




まだまだフランスの旅の話も続きますが、
次回の更新について気になるお客様もおられると思いますので、
お知らせしておきます。

オールドチェコグラスツリーや珍しいブローチ、第一弾として8点ご紹介します。
円安、ポンド£&ユーロ€高で、また作っておられる方が高齢者のおばちゃまで、
腱鞘炎になり、最近はたくさん作れないと言っておられました。
来年は入手できるかどうかわかりませんので、気に入ったチェコグラスがありましたら、
お求めくださるようにお願いします。




Dscn4643_2
Dscn4672

☆*:*☆*:☆*




2014/10/15

フランスのアンティークフェア

帰国後、時間があまり経っていないのに、早くも英国のシッピング会社から連絡があり、
倉庫の担当者さん達が協力して、梱包を済ませてくれたおかげで、
何とか無事Essen Expressの集荷に間に合い、11月下旬には何百というアンティークが到着する予定です。
すべての商品は税関用に写真を撮ってありますので、また、折々ご紹介いたします。

イル・ド・フランス地方の国立定期市シャトゥー
年2回開催される大きなアンティークマーケットです。
数年前に一度行ったことがありますが、久々で、最寄駅周辺が工事をしていたので、
少し迷いましたが、セーヌ川沿いに広がる町シャトゥー・クロアシーに到着しました。
19世紀末には印象派の画家が集い、多くの名作を生み出したこの町。
映画「アメリ」にも登場したルノワールの「舟遊びの昼食」も、この町の音楽レストランを舞台に描かれたものとして有名です。

駅からフェア会場まで、遊園地で走っているようなミニ・トレインが30分ごとに運行されているようですが、
お天気もいいので、セーヌ川沿いを歩きました。
このマーケットは少々お値段は高いですが、上質なアンティークやブロカントが沢山あります。
私はここで、19世紀に大流行したリモージュBOXやC&Sやエンジェルアイテムをゲットしました。


P1070731

                                  ※画像の後方の木々の緑の丸いボールは鳥の巣です。







シャトゥーの市のもう1つの楽しみは、バカンス気分を盛り上げる屋外のランチ。
マーケットの中のヴォルテール大通りは美味しいものの宝庫。
フォアグラからソーセージまで、目移りしていまうほどです。

美味しいブルゴーニュワインの専門店もあり、店主は本を読みながら客待ちしてま~す。
牡蠣にレモンを絞り、お喋りをするマダム達。
私は無難なモッツァレラチーズとアボガド&トマトのサラダとビールをオーダー。


1410152_2



+ +

モッツァレラのおいしい食べ方を一つ紹介します。
輪切りにしたトマトにバジルの組み合わせの「カプレーゼ」というサラダがおすすめです。
「モッツァレラの味噌漬け」や「かつお節とネギと醤油」「わさび醤油」などの和風の調味料とも相性がいいです。
モッツァレラはクセがないチーズなのでどんなものにでも合いますが、
やっぱりトマトとの相性が最高ですね。

ディーラー800人による沢山のスタンドがありますので、歩き疲れた時は、
フランスのグルメを満喫するのもいいですね!








2014/10/14

仏・英の買い付けより帰国

フランス&イギリスの買い付けの旅より帰国しました。
休暇中には、日本列島は2度の大型台風に襲来され、被害も出たとのこと、
旅先でも携帯で日本のニュースを見て心配しておりました。

今年は世界各地で自然災害が多発していて、
フランス滞在中はフランスの西南部モンペリエやプロヴァンスの地中海沿いは
大洪水にみまわれ、大変なニュースになっていました。
イギリスではエボラ熱が、毎日BBCニュースのTOPで報道されて、
国際空港ではアフリカからの便は特に厳重なチェックがされていたようです。

今回の買い付けは夫が同行してくれたので、安心感もあり、
トラブルもなく、いたって元気で買い付けもでき帰国できました。
フランスは日本よりも暖かく、Tシャツ一枚で過ごせる日もありました。
パリの郊外の大きなアンティークフェア「シャトゥー」にも行き、
また、ロワール地方やバスで往復700キロのノルマンディー地方まで足をのばしました。
歩いた距離も半端なものではありませんが、
お蔭でイギリスのアンティークフェアではなかった状態の良いカフェオレボウルも沢山買うことができました。
イギリスでは早朝から、毎日買い付けの日々で、4箇所のホテルに宿泊して移動し、
かなり珍しいアンティークをたくさん買い付ける事ができて満足しています。

毎年好評のオールドチェコガラスも昨年販売したものとは違うツリーやブローチを
ドイツのおばちゃんから、事前にコンタクトして持ち帰って来ています。

久しぶりのブログですので、お知らせしたいこと山積しておりますが、
私もシニア、長旅の疲れもあり、来週から持ち帰り分の商品からご紹介して行きますので、
楽しみにお待ちくださいませ。



P1070732_2
Dscn45932





休暇中にご注文いただきましたお客様ありがとうございます。
明日15日から発送業務を再開いたしますので、宜しくお願いします。

また、これから旅の様子やエピソードを綴っていきますのでご覧になってくださいね!


« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

antique shop 8trees

フォト
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

お気に入りの本

  • イギリスアンティーク手帖
  • 牟田彩乃: ロンドンおいしいお菓子時間
  • 砂古玉緒: イギリスの菓子物語
  • Cha Tea紅茶教室: ヴィクトリアン朝の暮らし
  • 森嶋搖子: 英国コミュニティ・ライフ
  • 石澤季里: アンティーク・マーケット散歩
  • イレーン&ケリー・クロフォード: 赤毛のアン レシピ・ノート
  • イギリス式 節約お片付け
  • パリ魅惑のアンティーク
  • フレンチ・シャビーのインテリア
  • 歩いてまわる小さなロンドン
  • 島田順子スタイル
  • 食卓を彩るシルバー
  • パリ・アンティーク物語
  • ずっともの探し
  • 英国ティーカップの歴史
  • 英国ナショナル・トラスト紀行
  • フランスの骨董市を行く
  • 新 ロンドンから行く田舎町
無料ブログはココログ