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2014/12/23

エナメル薔薇のスプーン

買い付けの始まりはロマン(物語)のはじまりでもあります。

今回の旅はどんな出会いが待っているのだろう!・・・と思うと

想像の翼は夢や空想をかきたてる。

このエナメルスプーンの出会いも、そんな夢物語からはじまったのです。
1910年~20年ごろ
NHKのイギリス上流社会が舞台の話題作「ダウントン・アビー」と重なります。
ドラマは英国ヨークシャーの田舎の架空の邸宅が舞台ですが、
このスプーンもヨークシャーのアンティークフェアで買い求めました。

スターリングシルバー(純金)に、エナメルの薔薇が描かれています。
エナメルは、エマーユとも呼ばれ、酸化化合物を含んださまざまな色彩のガラスの粉末
金・銀・銅の金属片に焼き付けて表現する技法で、日本の七宝と同様なものです。
こうしたエナメルの技法は、遠く古代エジプトやメソポタミアまでさかのぼり、
紀元前1600年頃古代エジプトでガラスを作るときに発見されたものといわれています。
中世やルネッサンス、そして19世紀に流行がみられ、さまざまな種類のエナメルが作られています。

イギリスのBBC放送では日本の「何でも鑑定団」のようなアンティーク番組があります。
滞在中、ホテルでこの番組を見るのも楽しみの1つです。
そして、オークション番組も時々あります。
数年前、エナメル絵付けのスプーンセットが競売にかけられ、
凄いお値段がつけられたのを、覚えていたので、ガラスケースに入ったスプーンを見ながら、相当迷いました。
値段交渉がうまく行かず、結局あきらめることにしたのですが、はやり頭の中は
スプーンのことで一杯。
また、戻り、売れていないことを確認して再び商談に入り、お互いの希望価格の中間で
話がまとまり、購入に至りました。

夫が「それほど、欲しいのなら、自宅用に買ったらわ!」・・・と後押ししてくれたのが
決断の理由でした。




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しかし、珍しい、貴重なお品ほど、皆さんにご紹介するのが、私のモットーですから

まずは、ご紹介することにしました。

手描きの薔薇のエマーユ、これぞアンティークの極意といえるお品だと思います。

今年最後の更新でご紹介します。




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