ビーズ刺繍と装飾
満開の桜を後目に今朝は雨模様。。。
しかし、さくらは散らずに持ちこたえています。明日は天気になあれ!
ペナンのプラナカン・マンションの美的世界ですが、まだまだアンティークファンにとっては
見どころも沢山あり、ご紹介したい逸品も多いのですが、内容をしぼってご紹介しています。
特にビーズバッグや、手刺繍ものは、女性のこころを魅了するアンティークの1つです。
ヨーロッパでも古いビースや手刺繍ものはアイテムにとらわれず人気です。
しかし、その歴史は曖昧ではっきりはしていません。
アジア諸国は比較的、歴史がはっきりとしていて、特にプラナカン文化における物とのかかわり方はよくわかります。
手刺繍が施されたニョニャ(女性の呼び名)の衣裳はクバヤといい、
19世紀末の館内で履いていたビーズサンザルは、職人と使用人たちが時間と手間をかけて作ったものです。
女性が身につける装飾品の数々。。。ため息です。。。!
ビーズサンダルの甲の部分の刺繍です。
フランスで花嫁に送られたガラスドームに入った装飾「グローブ・ド・マリエ」もたくさんありました。
こんな場所で意外です!
すべてビーズ刺繍です。
こちらのビーズはアンティークビーズですが、現行品のビーズ、刺繍のモチーフのサンプル付きのものなど、
アート&クラフト店、雑貨店、お土産屋さんでも売っています。
当時の日常のプラナカンの生活形態が残されていることで、
その歴史的背景が、突然の訪問者にとって細部まで知ることができるのです。
私にとって貴重な体験でした。
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