日立目白クラブ物語
一年に一度会う七夕会、毎年9月の第一金曜日と日程が決まっています。
今年は目白の「日立目白クラブ」でのランチの食事会となりました。
某銀行で一緒にお仕事をした仲間の集まりです。
ここのクラブは日立グループ企業の福利厚生施設として利用されているクラブハウスなので、
普通は利用できない建物ですが、幹事さんに知り合いがおられ、
閑寂な目白のアール・デコ様式の建物でお食事をすることができました。
この日立目白クラブは昭和史の足音が聞こえてくるような情緒たっぷりの場所です。
山手線の目白駅を出て、目白通りを西へ数分。
左に折れると閑寂な一帯へと入っていく。
家の大きさと言え、正真正銘の邸宅街。
少し歩くと道の真中にしめ縄をめぐらせた古木が立っている。
かって近衛公爵邸があった所ですって!
迂回しさらに進むと、突き当たりに大きな門と白い建物が見えてくる。
クラシックな建物なのに、明るく軽快な印象。
上部を半円アーチに切った細長い窓が階段状に並んでいる。
スペインやメキシコなどに見られるスパニッシュ様式です。
1926年学習院高等科の寄宿舎として、3年がかりで建設された「昭和寮」は
イギリスの寮制度、とりわけ上流階級の子弟校として名高い英国イートン校の寮を
模範として建築されました。
邸内は随所にアール・デコの装飾が見られます。
最後に、おもてなしのテーブルセッティングも素晴らしいものでした。
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