旅するアンティーク ★アメリカ・アーミッシュ村
新商品の「貴婦人の肖像画」には沢山のオーダーを頂きありがとうございます。
皆さん同時刻で、苦渋の悩める夜でしたが、公平なルールでお客さんの元に嫁いで行きました。
絵画とフレームがどちらもマッチして、素敵と思えるお品は早々見つかるものではありませんが、
諦めないで探してきますので、今後とも宜しくお願いします。
さて、旅するアンティークの番外編です。
この頃はブログは充実していなくて、旅日記に綴っていました。
三度アメリカを訪れていますが、この時は友人宅に宿泊して一人で渡米~。
若かったというか、油がのっていた時期で、怖さとか不安などなかったような気がします。
毎日、広大なアメリカの地を車で走っていました。
NYからたった2時間のペンシルバニア州はドイツ色濃い土地。
そして又ここは300年前の生活様式をそのまま守り継いでいるアーミッシュの村として有名です。
すれ違うアーミッシュの馬車に映画のワンシーンを重ね合わせ、
東海岸の典型的な田舎の骨董散策の楽しみ。
ペンシルバニアのアンティーク村でも最大級の規模を誇るRenninger's(レニンガーズ)骨董市
インドドア&アウトドアの骨董市で、お目当てはヨーロピアンのティストで選んだキッチン用品。
私も沢山買い付けて、日本に送りました。
レニンガーズでは珍しいアーミッシュキルトを扱うスタンドもありましたが、
黒やパープルなど、地味なインテリアの中で暮らすアーミッシュらしい渋い色目のキルトが多かったように思います。
当時はカントリーブームでアメリカン・キルトは人気沸騰で、
宿泊したペンションのキルトに魅せられて、アンティークマーケットが点在する町のショップや、
Shupp's Grove(シュップス・グローブ)の青空市でアメリカならではの華やかな色合いのキルトを何枚も購入。
本当に素敵なアメリカンキルトが、簡単に入手できた良き時代です。
これらのキルト、お買い求めくださった方の元でやさしく眠っていると思います。
何万というアンティークが旅立、また新たに息吹き、愛されていること。
私の誉れでもあります。
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