マイセン動物園展~
頭がモヤモヤするような曇り雨の日々
すっきりとしない毎日ですが、こんな時は家では好きな手仕事、料理、読書など、、、
私はどちらかと言うと外出型なので、興味がある場所に出向きます。
インスタ繋がりの方の投稿写真を見て、「マイセン動物園展」が開催されていることを知り出向いて来ました。
パナソニック汐留美術館はJR新橋駅の銀座出口から徒歩5分ほどです。
新橋駅は工事中ですが、外観は昔も今もあまり変わっていない気がします。
結婚した当時、この近くの銀座八丁目の某会社に勤めていたことがあり、この辺には少し土地勘があります(*^^)v
マイセン動物園展
19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパの美術工芸界で流行したアール・ヌーヴォー様式は
マイセンにも影響を与えました。
一方、動物をモチーフにした美術作品は時代や地域を問わず制作されてきましたが、
それらは何かを象徴するために描かれたり成形されたりするものであったり。
そのもの自身の愛らしさを伝えるために制作されたものなど様々で、マイセンも同様でした。
とりわけアール・ヌーヴォー期の動物作品は、模様から表情までリアルさと愛らしさを見事に両立させたものです。
昨日のNHK「日曜美術館」で紹介された作品~「山羊に乗る仕立て屋」
原型製作者ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 制作年1820ー1920年頃、日本の個人蔵
おめかししている仕立て屋も山羊もメガネをかけていて、ちょっとおどけたユニークな作品です。

陶花に飾られた美しい作品には必ず昆虫や鳥、動物が登場します。

黄金虫でしょうか? よく見ないと見過ごしてしまいそう!!
会場の入り口付近にある大きなシャンデリア。。。「花鳥飾ブット像シャンデリア」言葉が出ないくらい美しいです。
こちらもプライベートコレクションで日本の個人の所蔵作品です。
この展覧会に出品するために、すべてパーツごとに取り外されて梱包されたとのことです。
元のシャンデリアに設置するには大変な作業と時間を要した。。。と学芸員さんがお話されていました。
コレクターさんのお金には代えられない大切な大切なお宝ですからね!
