近況と英国の追憶・バクストン
皆様こんにちは
ブログ掲載も随分とご無沙汰してしまいました。
やはり1年の終わりの月は公私ともに忙しく、やりたいこと、やっておかなくてはならないことが沢山あり、
それでいて目の前のことが手つかずに、先に先にと先送りにしてしまうのはどうしてでしょうか?
そんな12月ですが、サイトショップの方も少しずつ更新をしております。
まとまっての更新ではありませんので、その都度のメルマガのお知らせはしておりませんが、
それでも毎日ご覧になっているお客様も多く、嬉しく思っています。
イベントが終わる来週からはもう少し多めにご紹介できると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
イギリスを拠点に買い付けをしている私ですが、英総選挙の結果、英国のEU離脱が濃厚になって来ました。
実質、日本からの買い付けには何ら支障はありませんが、EUヨーロッパ連合の人たちは少なからず影響があると思います。
世界情勢は先が読めませんが、英国は少しずつ変わって行くと思います。
旅先に見た風景や四方山話、少しずつ掲載して行きたいと思っています。
10月に訪れたバクストンという町、名窯が点在するストーク・オン・トレントの近くにあります。
イギリスの温泉地といえば思い浮かぶのがバース、そしてハロゲット
こちらバクストンも温泉地として栄えた時代があり、
バーズのロイヤル・クレッセントは有名ですが、それをモデルにして作った半月状のクレッセントがあり、
このバクストンのクレッセントもイギリスで重要建築として指定されているそうです。
バクストンのオペラハウスで開催されるアンティークフェアの会場を探そうと駐車した場所が、
なんと今回行きたいと思っていたOLD HALL HOTELの前でした。
振り向けば緑のツタに覆われたホテルの玄関ホールが、その昔スコットランド女王メアリーも滞在したという歴史あるホテル、、、
バクストンを離れる時にその去り難い気持ちを、自身の指輪で窓ガラスに刻んだと言われています。
…もうここを訪ねることはないでしょう・・・さようなら…そう刻まれた後まもなく彼女は処刑されることになります。
彼女は再訪できないことをわかっていたのでしょうか?
そんな思いを胸に、私は緑あふれる公園を通り高台にある小さなオペラハウスに向かいました。


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