カテゴリー「England」の記事

2018/12/25

ヴィクトリア朝のクリスマス

ヴィクトリア時代
長い冬を快適に過ごすために女性たちはどんな楽しみをもっていたのでしょう!
一年で最も輝かしい祝日クリスマスは人々が何より心待ちにしていた行事です。
色々な文献をもとにちょっと垣間見てみました。

英国で初めてクリスマスツリーが飾られたのはウィンザー城でした。
1841年、女王夫婦に長男エドワード皇太子が誕生したことを祝して、アルバート公が祖国
ドイツの習慣を息子に伝えようと、クリスマスツリーを取り寄せたのです。
それまで英国にはクリスマスツリーを飾る習慣はありませんでした。
キャンドル、ドールハウスの小物、砂糖菓子をぶら下げた女王夫妻のツリーはテーブルに置かれ、
その足元を贈り物が取り囲みました。
その後女王夫妻は、子供の数だけツリーを用意したため、
4男5女に恵まれた王室のクリスマスはとても華やかなものになりました。
クリスマスツリーの前でくつろぐ女王一家の姿はたびたび新聞に掲載され、
はじめは上流階級から、1860年代には中流階級や労働者階級にもクリスマスツリーの
習慣が浸透しました。



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日本ではクリスマスといえばクリスマスケーキ
子どもたちは楽しみにしています。
英国ではクリスマス当日までに準備しておくべきものの一つが「クリスマス・プディング」でした。
クリスマス・プディングは干しブドウなどのドライフルーツと、
スエット(牛脂)をたっぷり入れた濃厚な味のスチームブディングです。
今では英国の伝統的なクリスマスのデザートになっています。




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わが家のクリスマスケーキはチーズケーキと苺のムースケーキながら
プディング型をチョイスしました。
ケーキプレートはフランスのお皿
クリスマス志向で赤とグリーン色に。



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クラッカーでクリスマスを祝福した後に始まる豪華なディナー
メイン料理は上流、中流の家庭では七面鳥、労働者階級の家庭ではガチョウが人気でした。
どちらが美味しかったは別ですが、、、
我が家ではお歳暮に貰った名古屋コーチンの手羽先をいただきました。


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ヴィクトリア期にはクリスマスをテーマにした小説がいくつも書かれています。
その中でも最も人気を博したディケイズの「クリスマス・キャロル」
そしてオスカー・ワイルドの「幸福な王子」
ヴィクトリア朝に目覚めた博愛精神はクリスマスのチャリティー活動の盛り上がりにもつながって行きました。

世界には恵まれない人々がたくさんいます。
クリスマスの日に
すべての人々が神の祝福と恵みを受けられますように祈りましょう。


2018/08/23

マナーハウス

残暑が厳しい日々ですが、少しずつ秋の気配を感じるこの頃です。
今朝も最寄りの公園でラジオ体操を終え、軽く30分ほどウォーキング。
上空の雲は秋の雲、昨日はイワシ雲、今日は台風20号の影響か?
薄いちぎれ雲が早い速度で流れていきました。

道すがらの草むらにはススキの穂が首を垂れて。。。
高温とは裏腹に季節は確実に秋に向かっています。


先日英国を旅されたお客様がコッツウォルズのマナーハウスで宿泊されました。
マナーハウスって名前は聞いたけれど。。。どんなところ?
イギリスでは古くから貴族や名士が土地を所有するという伝統がありました。
彼らは緑豊かな敷地を持ち、その土地の一角に豪華な邸宅を建て、
自給自足できる環境を作り、優雅な田園生活を満喫してきました。
「ダウントンアビー」のドラマを思い出してください。
しかし、時代とともに大きな屋敷を維持していくには、経済的に窮地に立たされて人に渡ることも多かったようです。
こうした領主たちの館は「マナーハウス」と呼ばれ、現在は宿泊施設として改築されています。

お客様が宿泊されたマナーハウスは「Clapton Manor」
ガーデンが自慢のB&Bで朝食のお部屋の様子です。
暖炉の壁面のお皿のディスプレイが素敵ですね!
実はこの「クラプトン・マナー」は私が愛読している「RSVP」の第3号にも掲載されています。


参考までにClapton ManorURLは下記です。

http://www.claptonmanor.co.uk/index.html




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この他に、コッツウォルズには憧れのマナーハウス
~Lords of the Manor~(ローズ・オブ・ザー・マナー)があります。
秋篠宮ご夫婦も宿泊されたことがあるそうです。


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丘陵に囲まれた豊かな自然や、手入れされたイングリッシュガーデン

何百年もの時を経て受け継がれて来たアンティークの空間の中で、いつか優雅な時間を過ごしたいものです。



2018/08/12

オックスフォードの朝霧

一昨日イタリアから渡英されたお客様のI氏から送られて来た写真を見ながら
英国人が憧れる理想郷、コッツウォルズの幻想的な風景に魅了されています。

ロンドンから車でわずか2時間の距離にあるコッツウォルズ。
幾重にも重なる丘陵のあちこちに町や村が点在し、
蜂蜜色と呼ばれ独特の色合いの家々がやさしく街並みを形成している。

コッツウォルズの玄関口のオックスフォードはロンドンのパディントン駅から電車で約1時間
そこは、テムズ川とチャーウェル川が合流する緑豊かな丘陵地帯。
世界各国から学生が集まるイギリス最古の学園都市。
私も何度か訪れたけれど、こんな美しい情景を一度もみたことがない。

朝霧とのこと。
なんて美しい自然が創りあげた風景なのでしょう!
霧は水蒸気が凝結して、無数の微小な水滴となって大気中に浮遊し、煙のように見えるもの。
物理的な現象が、こんなに神秘的に見えるなんて。

これは旅人への最高のおもてなし。

それともコッツウォルズへの招待状?



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2018/07/23

私流~ホテル選び

連日の暑さで、国内の最高気温が更新されています。
先日までの40℃が今日は41.1℃と、もう灼熱の砂漠地帯ですね!

コンクリートの上、鉄板焼きですΣ(゚д゚lll)アブナッ !

涼を求めて避暑地の軽井沢に。。。と思ったけれど軽井沢も今年は相当あつく、
エア-コンなしで過ごせた家も慌ててエア-コン設置する人が多いですって!!!

夏休みで海外旅行する人も多いでしょう!
毎年買い付けで渡英している私ですが、人が羨むホテルにはあまり宿泊していません。
ロンドンでは、利便性が高い常宿をフェアに合わせて2,3軒決めています。
地方での宿泊はB&Bやフェアの開催地に近いチェーンホテルに泊まることが多いです。

その中のひとつ、毎回楽しみにしているホテルがあります。
中規模のホテルで、一人でもツインベット、ダブルベットのお部屋で、
料金は同じですが部屋の内装が大きく異なります。
どの部屋もバスタブがあって広くて快適です。


ロンドン市内ではこうは行きませんが、ロンドンを離れるとこんなホテルもあるということ。
この4月もこのホテルに宿泊したけれど、ガーデンが見渡せるナイスビュー
あいにくの雨で庭の景色は残念だった(。>0<。)



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旅の疲れを癒すホテル選びは大切なこと。
何より目的にあった選び方をすること。観光目的、仕事目的とでは大きく違います。

そして、治安が良いホテル、スタッフが常駐しているホテルも大切な選択要素です。

~夏本番~  いい旅を。


2018/04/24

王室御用達チョコレート

英国キャサリン妃がロンドンのセント・メアリー病院で第3子となる男子を出産されました。
英国民とロイヤルファンにとっては喜ばしいニュースで、おめでたいことです。

私は今回、セント・メアリー病院に近いエリアのホテルに宿泊していました。
ロンドンから帰国する直後に、病院の前は通行止めになり警備が厳しくなりました。
予定日は4月下旬と聞いていましたが、出産から7時間後の退院は驚きでした!
日本では考えられない事です!!!

そんな英国王室の話題の中、王室ご用達のチョコレート店に、仕事の合間を見て行ってきました。
BSプレミアムで放映された「女王たちのチョコレート ヨーロッパ王室御用達紀行」
女優の高島礼子さんのリポーターも記憶に新しいところです。
 
ロンドンの中心地、Old Bond street にある「Charbonnel &walker」
ひときわ目立つ看板に英王室御用達のお店の気品が漂う。




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イースター後の店内はご覧のとおり。
まだまだイースターチョコのパッケージの箱もたくさん陳列してありました。


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さすがエリザベス女王のご用達店。
エリザベス女王の写真やロイヤルファミリーのお写真が階段の壁に何枚も飾ってありました。
チョコレートが大好きな女王は忙しい公務の間に、
ハンドバッグに入れたお気に入り入りのチョコを小腹がへった時に、一口お口に。。。
さぞかし女王は満足げだったことでしょう!


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Piccadilly(ピカデリー)にも「Prestat」という名前の王室御用達チョコレート店がありますが、
ちょうど改装中で4月1日からクローズで、リーオープンは5月14日~との張り紙。
その間はデパートJohn Lewis(ジョン・ルイス)で販売しているとのことです。
ちょっと残念ですが。。。
こちらのお店はカラフルなパッケージに600種類ものチョコがある可愛いお店です。



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その他、王室御用達のチョコレートはスーパーマーケットや空港でも販売しています。
ロンドンに行かれたら探してみましょう。




2018/04/17

スーペリア ルーム

イギリス中部、大きなインターナショナルのアンティークフェアを前に宿泊したB&B
一度は宿泊したかった屋根裏部屋
 
スーペリアとは上級とか高級とかの意味があるが、
ホテルで言うならばスタンダードルームの上ぐらいと思っていただければ、かなり近いです。
スタンダードルームより広くてインテリア、アメニティのサービス内容が充実しています。
大きなフェア中は、フェア周辺のホテルやB&Bは宿泊料金がとても高くなります(>_<)
 
今回宿泊したB&Bは親子経営でチェックインの時はシニアの親父さん
チェックアウトの時は息子さんでした。
私の部屋は最上階の3階の屋根裏部屋で、細い階段以外は広くて快適な明るい部屋
トランクを運ぶのに皆さんが手伝ってくださいました。
冷蔵庫やソフア、3個もテーブルが揃っていたので商品の梱包も楽だった!
目抜き通りに面していたが、とても静かだった。


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レンガのチムニー(煙突)が見える天窓がとっても素敵でした!
夜はブラインドを閉めます。
 
 
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こんなオールドパイン材のテーブルが3個もありました!(^^)!

 
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バスルームは天窓があり、天体観測ができそうなバスタイム
この空は日本に続いているかと思うと、ちょっとセンチメンタルな気分になる。

 
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朝食ルームも清潔で、インテリアも素敵でした。

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朝食は何種類もメニューがあったが、
少なめのSmall English breakfastを頼んだけれど、けっこうボリームがあり
その他、果物、ヨーグルト、チーズ、飲み物の種類も多かった。

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早朝から早くもこんな長い列、晴天の青い空、幸先のよいスタートです。


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近日中に更新します。 宜しくお願いします。


2018/04/12

ドキドキ・パクパク ドンカスター

旅の疲れも少しずつ回復しています。
記憶がさめないうちに。。。と頭の整理を。
今回の買い付けの写真はスマホで撮影しています
荷物になるのでスマホしか持っていかなかったのです。
ですから、画像が粗く、お粗末ですが我慢して下さいねm(__)m



ドンカスターのフェアは当初のスケジュールにはなく、リンカーンのホテルに宿泊して
のんびりと電車でいこうと思っていました。
3月に渡英された友人のバイヤーさんが、ここのフェアは朝一番に行かないと良いものは
買えないよ。。。と言われ一日ホテルをキャンセルしてドンカスターで宿泊することにしました。
 
HPでは口コミの評価がよく、駅から近いので甘く考えていた私でしたが、
とんでもないと言うか、無人ホテル(管理人が在宅していないホテル)でした。
まず、ホテルの名前が書かれた看板がない。
道路に面した入口にはシャッターが閉まっていて、その脇に暗証番号を入れる専用端末機が設置されていた。
 
もう、ここでドキドキ、、、
近くのパプらしき入口でタバコを吸っている若い男性を呼び止めて、ホテルに電話をしてもらう。
電話から聞こえてくる女性は暗唱番号を提示、
そこから第2の建物の入り口にある端末機に、また違う暗証番号を入力
中に入ったら第3の端末機に暗証番号を入力すると鍵が入っていた。
これが今日泊まる部屋の鍵だった。
すべて英語だったけれど彼女の英語はゆっくりとはっきりとしていたので、なんとかクリア。
部屋の中は新築のように綺麗だったけれど、この後また一波乱⁉
外に出る方法がわからない。
どうやら宿泊者は私一人らしく、人の気配がしない⁉
廊下をウロウロしていたら、どこかの部屋から音楽が聞こえて来た。
シメシメ・・・と「hollo~hollo~」とドアをノックしたけれど、寝ているのか、
音楽の音にかき消され聞こえないのか誰も出てこない(。>0<。)
 
暫くしてから又ノック「ハロー ハロー」
そしたら大男が出て来て、外に出る方法を教えてくれた。
実は鍵の反対側にセンサーが付いていて端末機にかざすとロックが解除されるのです。
 
 
HPにはそんなこと少しも書いていなかったですが、
最近、小規模の新設ホテルはこんな無人のホテルが増えているとのことです。
外に出たら、偶然にもこのホテルの経営者が車から降りて来てバッタリ遭遇
まだ、35~40代のスタイルがよい美人さんでした。
彼女が言うには、このホテルの応対は電話かメールとのことでした。
次の日もチェックアウトの時に、心臓パクパクすることがあったけれど、
無事にホテルに「さょなら」した。
 
フェアは朝早く行った甲斐があり、欲しいものがそこそこ買えた。!(^^)!




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この日はイースター「復活祭」
 
 
イエス・キリスト様のおかげかなあ~~




2018/04/11

アンティーク・レース

一人旅の買い付けは常に緊張感があり、A型の私は何事も慎重な性格なので、これでは
頭が禿げてしまいそう!!!
それでなくても最近、髪の毛が細くなってきているの実感しているのですもの(笑)

今回の買い付け
珍しいアンティークは旅先のエピソードと共にご紹介していきたいと思っています。
 
その1つアンティークレース
ご紹介していないアンティークレースがまだ段ボールに一杯あるのですが、
やはりハンドワークの美しいレースを見てしまうと、買い付けたくなります。
いつも寄るアンティークマーケットに3軒続けてアンティークレースを販売しているお店があって、その3番目のお店
80歳前後のおばあさんがオーナなのですが、今回は誰かに先を越されたのかあまり良いレースはありませんでした。
それで、ヴィクトリア時代のピンクッションを買った後、ふと天井を見上げてみると
ハンガーに吊るした美しいボーダーレースを発見!
 
長年のアンティークレースに精通しているおばちゃんは、数冊のアンティーク・レースの本を見せてくれて、
これと同じ編み方で19世紀のアイルランドのクロシュレースのボーダーストールとのこと。
良心的なお店なので、悩むことなく即、購入しました。


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骨董品を手にする喜びは、それを作った人や、それを最初に所有した人と時代を超えて
心を共有することができるという、気持ちになれるところにあると思います。
アンティーク・レースは
昔のレースは、作るのに大変だから偽物はないと言われています。
 
一針一針の糸の絆
そんな美しいレースです。




2018/04/10

帰国

満開の桜も、はや葉桜となり新緑が眩しい日本に帰国しました。
2週間の英国の買い付けの旅、前半は雪がちらつく寒さも後半は春らしい気候になりました。
移動、移動で北はドンカスターまで遠征
 
ロンドンに戻るころは疲労困憊、足の小指に血豆ができてとても痛かった(>_<)
宿泊ホテルは6ヶ所、歩き続けたおかげで良いアンティークに出会うことができました。
可愛いエンジェル柄、スージ・クーパーの人気シリーズ「パトリシアローズ・スワンシースプレイ・マリーゴールド」など・・・
 
殆どの商品は現地シッピングスタッフによる船便となりますが、
航空便、レアなお品も沢山セレクトしています。
暫くは旅の疲れを癒し、更新は少し先になります。
その間ブログで買い付けの様子を掲載しますので宜しくお願いします。



 

2018/04/07

春まだ遠い英国

まだまだ冬服のイギリスです。
四月の気候は予想していたので驚きませんが、初めての町のどんよりした空はもの悲しくなる。
その気持ちも良いアンティークの出会いがあると嬉しくなる。

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お気に入りの本

  • 砂古玉緒: イギリスの菓子物語
  • Cha Tea紅茶教室: ヴィクトリアン朝の暮らし
  • 森嶋搖子: 英国コミュニティ・ライフ
  • 石澤季里: アンティーク・マーケット散歩
  • イレーン&ケリー・クロフォード: 赤毛のアン レシピ・ノート
  • イギリス式 節約お片付け
  • パリ魅惑のアンティーク
  • フレンチ・シャビーのインテリア
  • 歩いてまわる小さなロンドン
  • 島田順子スタイル
  • 食卓を彩るシルバー
  • パリ・アンティーク物語
  • ずっともの探し
  • 英国ティーカップの歴史
  • 英国ナショナル・トラスト紀行
  • フランスの骨董市を行く
  • 新 ロンドンから行く田舎町
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